持続する本来のあるべき技術集団の組織力とは?

「組織力」とは、なぜか今、書きたくなりました。

持続する本来のあるべき技術集団の組織力とは何か?
トヨタよりホンダ、サッカーよりラグビーである。
ホンダは、本田宗一郎イズムで真に乗りたい車を沢山作っている。
ラグビーは、太っていても小さくても、身体の特徴を活かした適材適所のポジションがある。そこには落ち転びはなく、挫折も劣等も上下もない。
すなわち個性を磨いて、魅力ある成果を作ることが大切だ。
また、ディズニーランドの採用は、ミッキー好きの度合いが採用の物差しと聞いたことがある。
また、某設計事務所の採用基準は人柄が第一と聞く。
そこの所員から聞いた話で所長は、ほとんど所員に任せているのに、すべて所長の作風にみえる不思議さがある。これもディズニーと同じ。所長が所員を洗脳させてはいるが、所員も所長が好きで各個人が所長に成り切っている。しかもそれは、強制的な上からの押し付けではなく、下から意見が出せるフラットな関係だからだ。そうするとその成果は、各個人の自己の心と行動が一致できかつ、結果、自然に組織が作る成果になる。

私の建築哲学の「情熱的説得力」にもそれが繋がる。東北の復興事業もそうであったし、
中国事業での現地コンサルとの対話では、通訳者が通り一片でなく、アドリブも多すぎるけど情熱が伝わるので楽しいしその意思も理解できると言ってくれる。通訳に意思が伝わると相手国との解決も早い。

記憶と判断力を少し論じたい。
「人や書物からの客観的情報:自らの主観的経験」の度合いで記憶力や判断力は1:100だと思う。
正に百聞は一見、経験からくる記憶力を養い蓄積させ、自ら判断する力を持つことが大事。
そしてつくづく思う。
上司等からの強制で人に言われたからとか、事例や実績のみだけでの鵜のみに判断してはならない。
技術は価値や性能を見極めた上で、裏付けをキチンと取った上で判断したいものだ。そして閃きを大事にすること。嫌なものは、閃きにより案外変えられる。
中国事業は、一年目は苦痛で嫌で帰国時、北京空港で日航機に乗った瞬間CAから『お帰りなさい』と言われ、緊張感から解放され、涙が出た時があった。しかしながら2年目は、ある閃きにより、イニシアチブが握れて楽しかった。変えられたのは、私流の説得技術力だった。

人材づくりは、
情熱を傾けた説得力と人柄形成を重視したい。吉田松蔭はそれを志という。志とは、心に方向を付けることと松蔭はいう。そして、なぜか情熱を傾けると、記憶は脳に深く付着固定される。私が関わった40年前から、これまでの120に及ぶプロジェクトの記憶はどれも鮮明だ。が自分は頭がいいわけではなく、中学の頃は偏差値40だった。その記憶は知識力ではなく、経験値からくる鮮明さだ。
もう1つ、60年前に外交官田付たつ子さんは、「躾」を教育に取り入れるように進言してました。当時も今も躾は身体と心を美しくすることのようですね。

建築行為は本来のものづくりの楽しさと、それを制作する側は、モノ、ヒト、情報、オカネ、時間、空間を同時に操る楽しさがある。これを私は8Dと言いたい。

ところで伊東豊雄さんの被災地の寄付だけの「みんなの家」は公共なのかそれとも民間なのか?
納税者の目と寄付行為者の目は同じか?
納税者へは、誰からも完璧にしなくてはならず、経費負担が大きく政治力が強い。。
一方、「みんなの家」は、みんなから支えられて少ない経費で行われていて、
なぜか本当の公共にみえてしまうこの矛盾。

とにかく、組織は守っていてはダメです。自らの心で能動的にいきましょう。

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