紀尾井町と大久保利通の地霊

鈴木博之先生の著書に「東京の地霊」がある。
その1つ紀尾井町の話です。
紀州、尾張、井伊の領地があったので紀尾井町ですが、これから西郷どんの大河ドラマに出てくるであろう明治11年5月大久保利通が石川県(藩)士族に暗殺された地でもあります。
鈴木先生も書かれていますが、この地を貫通する道(今の弁慶橋からの直線道路)は、当時は赤坂御門のクランクした道で、狙われやすいとのこと。
利通が霞ヶ関の自邸から頻繁に通う赤坂仮御所(現迎賓館)へ向かう途中の場所でした。

そして現在、その暗殺地のそばの大久保利通の碑がある清水谷公園の脇に上部が住宅のある超高層29階のビル(三菱地所設計)があります。これは平成元年に司法研修所跡地の民間活力第一号として建てらました。当時は8者共同所有でしたが今は森ビルの所有です。
ところが完成当時、石川県会館が移転の計画が遅れて、公開空地が確保出来ず、都が制限をつけ、高層部の一部を使用できないことに見舞われた。その原因として同じ石川県に繋がっています。

この紀尾井地区、紀州地の西武プリンスが丹下さんの設計した超高層ホテルを壊して再構築、井伊地のオータニも増改築。他の施設を含め、多難ありながら目紛しく変化しています。
自分もこの地域、某所で再開発計画に関わり没になったことがあるので、ホントに強い地霊を感じています。


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写真は大久保利通哀悼碑と紀尾井町ビル

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