長春に学びたい! I would like to learn to Changchun. 先日2019年6月15日、中国の長春市を旅行しましたた。 そこには戦前、日本が作った公共建築がかなり残されていた。 市内の「偽満洲博物館」には、日本が作った記録写真の展覧会が行われていた。 「偽」とは日本人に対する偏見?にみえるが、公共建築の保存がいまや観光資源として欠かせなくなっていて、 長春市民も複雑な思いでいるのかもしれな… トラックバック:0 コメント:0 2019年06月18日 続きを読むread more
世界遺産 頤和園 初夏の五月、北京のつかの間の休日を楽しんだ。 ここは頤和園、元の時代に開拓し清の時代の皇室の離宮として隆興した場所、水運も盛んだったらしい。今は首都北京市の水源となっている。その下流で入泳禁止でも泳いでる人もいた。私にとって全てがエキゾチックでありました。 書の好きな私は、1769年(清の乾隆34年)に書かれた耕織石絵画48枚の写真が… トラックバック:0 コメント:0 2019年05月26日 続きを読むread more
仁徳天皇陵世界遺産へ ICOMOSで、仁徳天皇陵を含む古墳群が、世界遺産の可能性をほぼ確実にした。7月のWHC(世界遺産会議)in Bakuで決定する。大阪府では初めてか? 関西は、関東と比べて「世界遺産」が豊富で、自治体も積極的であることが、3年前の西美講演で感じました。特に京都は、世界遺産が行政の中心であるとしても過言じゃないですね。 日本の国宝(… トラックバック:0 コメント:0 2019年05月14日 続きを読むread more
Le Corbusier's a secrets episode. たつ子さんの著書をみていたら、下記のコメントを発見しました。 作事般若心経(本年2月2日当ブログ参照)につながるものでした。 すでに天才コルも考えていたのです。感銘しました。 パリの甃(田付たつ子著)「ル・コルビュジエとの会見」P167より 「食う、着るということ、これは人間に… トラックバック:0 コメント:0 2019年05月06日 続きを読むread more
3年ぶり北京です! いま北京にきてます。 3年ぶりだと北京は全く異なっているとの話ですが、確かに今朝の爽やかな澄んだ空気は以前にはありませんでした。北京もやれば出来るとの評。そして北京の今頃の風物詩、柳の綿が舞っています。 写真は泊まっているホテル、金光夏日商務酒店です。中国では酒店をホテルといいます。 「北京の柳の綿も軽やかに浮き、我が気分なり」 トラックバック:0 コメント:0 2019年04月25日 続きを読むread more
ノートルダム聖堂、一夜にして寄付金多額 寄付金が多額500億円以上の申し出が来ているという。申し出した人みんな素晴らしい!世界遺産としても、世界中の誰がみても認める傑作だからこそである。マクロン大統領は5年で直すと宣言したが、出来るだけオーセンティシティ(真実性)を守って価値を維持して修復してほしい。 修復のデザインを世界中の建築家より募ると首相は言ったがやめた方がいい。忠… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月17日 続きを読むread more
The Cathedral of Notre-Dame and the Sainte Chapell 未明にこの情報が飛び込んできた。 大パリ、フランスの象徴でもある。 ナポレオンが載冠式(1804.12.2)をしたところでもある。建築史家の 鈴木博之さんが生きていたらどんなコメントしていただろう。 犠牲者や被害の度合がわかっていない。原因はわかっていないが、非公式には、改修工事に関係があるという。なんとも皮肉。現地にも… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月16日 続きを読むread more
白衣高崎観音 21日に恩人に会いに高崎に来ます。 その予習のため観音様を訪ねました。 ここは、井上保三郎、井上房一郎、田中角栄、タウト、レーモンド、さらに高野山がそれぞれ繋がった場所ですね。 特に田中角栄とこの白衣観音との関係が印象的です。 昭和32年の夏、角栄さんが高崎観音を視察した時のお言葉。 「私の今日あるのは、かって(昭… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月09日 続きを読むread more
ふたつの西郷どん 左は2日にみた上野の西郷どんと右は6日にみた鹿児島の西郷どんです。イトさんは上野を全然違うと言ってましたが、自分からみると同じにみえます。 トラックバック:0 コメント:0 2019年04月08日 続きを読むread more
屋久島1日目 卒業の節目に、20年も前から希望を抱き続けていた「屋久島」旅行を挙行しました。 鹿児島空港から飛行機で屋久島へ。 まず、その途中でみた桜島です。 そして屋久島に着陸、 まず島の壮大さに驚きです。 そしてほぼ円形の直径30kmの屋久島は8割が花崗岩を占めた標高1900m級の山々が連なり、雨も多く、 そこに火山灰などの土壌が混ざっ… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月04日 続きを読むread more
東博の東寺特別展 退職後の暫時の休暇にて上野に用事があったので大好きな「空海ワールド」を観に行った。東寺講堂の立体曼荼羅は、四カ月前にみた東寺の本物の講堂より迫力があった。 この帝釈天騎象像だけ写真が許された。 トラックバック:0 コメント:0 2019年04月02日 続きを読むread more
法意心経(閃きの美学) Spirit of the flash aesthetics. Spirit of the flash aesthetics This is the heart and mind of the sixth sense (intuition or inspiration) or the spirit of flash aesthetics. Da Vinci, Vermeer, Monet, … トラックバック:0 コメント:0 2019年03月14日 続きを読むread more
皇居一般参賀 新年明けましておめでとうございます。 平成の最後ということで、皇居へ参賀に行きました。 最終の14時に皇居に着きましたが、すでに午前中で7万人とのこと。 参賀の広場には、15時過ぎとなり予定が過ぎているので、諦めかけてたところ、誘導がストップ、 16:00に参賀の挨拶がありました。その後「サプライズがありました。」との放送。… トラックバック:0 コメント:0 2019年01月02日 続きを読むread more
空海の風景を探る 乙訓寺 ここは山城の乙訓寺。 空海が38歳の時、唐から帰って一年後、別当として辞令(弘仁2年(811年)11月9日)にて嵯峨天皇から与えられた寺だ。 司馬遼太郎の「空海の風景 下23」に書かれています。 空海は1年しかいないが、弘仁3年10月27日に最澄がここを訪ね1泊している。初対面。 空海がこのお寺を去るのはその翌日で、神護寺へ… トラックバック:0 コメント:0 2018年12月30日 続きを読むread more
ねねと豊国神社 秀吉の正室ねねの霊のある高台寺。 ここは伏見城から移築されたものばかり。 この池にあった傘亭と山にあった時雨亭は利休の設計、それを繋ぐ廊下は小堀遠州の設計。なんと豪華な組み合わせだ。 それとこれは京都三大唐門の一つ豊国神社です。秀吉が祀られている社、出世の神様です。 トラックバック:0 コメント:0 2018年12月29日 続きを読むread more
京都大原三千院と来迎院 ここは鴨川の支流のほとり、これから雪景色の大原へ向かいます。 そして三千院の往生極楽院をお参りしました。 雪は昨日が初雪とお寺の人のはなし。 さらに足を進めて、その上のお寺へ、 そして、最澄の弟子、円仁がこの地を開山、さらに良忍が広めたと、この来迎院への参道に記録がありました。 更にその奥、良忍上人が音無の滝で梵語の唄を声明したとの… トラックバック:0 コメント:0 2018年12月29日 続きを読むread more
静かなる室生寺 花園からの帰りに近鉄で奈良・室生寺へ参りました。 室生口大野駅から人も少なく静寂に包まれた場所でした。 中でも金堂の木像がそれぞれ印象的でした。 金堂の東にある御堂の屋根に降る、銀杏の実だけがボソボソボソと音を立てていました。風のイタズラ? そして奥の院の山まで700段、あられが降っていました。 仁王門前でスマホを… トラックバック:0 コメント:0 2018年12月28日 続きを読むread more
ゆく川の 鴨長明に惹かれてつくったこのブログ「方丈私記」の方丈はここ下鴨御祖の河合神社が元祖、偶然の発見でした。 「ゆく川の思いもよらぬ、出逢う方丈」 トラックバック:0 コメント:0 2018年12月27日 続きを読むread more
小倉百人一首 著名なこの6人を書してみました。 百人一首は奥が深いです。 このかるたを作ったのは、藤原定家(1162-1241)です。 汚い字ですみません。 トラックバック:0 コメント:0 2018年12月24日 続きを読むread more
今上天皇としての最後のお誕生日と年末のお言葉 これまでの思いを告げられたお言葉でした。 気持ちも込み上げられ、誰よりも、国民をそして皇后を気にかけておられるご様子でした。 誕生日の特別参賀は過去最高の8万人です。 上皇になられたら、京都に住まわれてはいかがでしょうか。 「神から人間へ」、簡単な言葉ですが難しいです。 象徴であることは間違い無いのですが、 世界からも羨ましがれる… トラックバック:0 コメント:0 2018年12月24日 続きを読むread more
多宝塔くらべ この一年は、高野山を訪ね、根本大塔を魅了したおかげで多くの多宝塔7塔をみました。空海が一番やりたかった建築だと思います。なぜなら中の空間構成が立体曼荼羅に一番フィットしてるから! まず、高野山根本大塔!昨年12月に参拝。 816-887年頃建立、根本道場のシンボル。現在はRC造1932年築。 主尊は胎蔵界大日如来。 高野山金剛三昧… トラックバック:0 コメント:0 2018年12月08日 続きを読むread more
落柿舎で詠む 落柿舎は芭蕉の弟子向井去来が1787年頃、営んだ舎です。 いま落柿舎の中で詠みました! 「嵐やま諸行無常の紅葉ここにありけり」 「落柿舎で熟れた柿落ち今まさに」 トラックバック:0 コメント:0 2018年12月01日 続きを読むread more
麗しの祇王寺 嵐山にある真言宗大覚寺塔頭の尼寺です。この季節のためか他の真言宗にはない麗しさがあります。 堂の仏間には6体の鎌倉時代の像がありましたが、平清盛像をわざと隠していわれがあっていとおかし。 トラックバック:0 コメント:0 2018年12月01日 続きを読むread more
国宝 園城寺光浄院客殿 ようやく訪ねることができました! 大学1年、40年前の日本住宅史の授業で習った客殿です! 建築史の先生からは、この建物だけで1コマ90分の説明があったと思います。 園城寺つまり三井寺は、豊臣家ゆかりの寺です。秀吉に支えた武将によって建てられ、名だたる大名の寺の迎賓館として使われました。 また、 桃山時代の標準的典型的な武家… トラックバック:0 コメント:0 2018年11月30日 続きを読むread more
京都紅葉旅行 初日 富士と東寺 秋の紅葉、京都を楽しみます。 まずは道中の富士の山です! まず真っ先に東寺をおとずれました。3回目ですが、初めて講堂のなかの立体曼荼羅を拝見しました。 そしてこの五重の塔!昔からの京都のシンボルです。今日は中が開放されていてここの立体曼荼羅もみました。 講堂も五重の塔も優美ではなく素朴な印象でしたが、まさに日本を代表する立体曼荼羅… トラックバック:0 コメント:0 2018年11月28日 続きを読むread more
伊東塾 北山孝雄さんと黒岩信忠草津町長との講演 今回は草津温泉の再生で盛況となり、尽力されたお二人の講演だった。 ここは温泉と山とスキーの観光の町。 10年前は斜陽となっていた観光客が、徹底した町並み整備で観光客が年300万人も来て、さらに成長が見込めるという。 まず、北山さん、安藤忠雄さんの双子の弟。 いつでもどこでも自然と感性のアイデアが出てくる人です。 例えば… トラックバック:0 コメント:0 2018年11月17日 続きを読むread more
小堀遠州の作事奉行 先日、川口NHKアーカイブで弧篷庵をみました。 同庵忘筌の茶室の作者そしてお墓もある小堀遠州1579-1647。茶人、作庭家、建築家だ。つまり作事家。 駿府城、江戸城西の丸、名古屋城、京都二条城、仙洞御所で作事奉行。 金地院、弧篷庵など作事をしている。 作事とは、ことをなすこと。 庭、建築、障子、襖、天井、灯、仏像など顕在するもの… トラックバック:0 コメント:0 2018年10月20日 続きを読むread more
紀尾井町と大久保利通の地霊 鈴木博之先生の著書に「東京の地霊」がある。 その1つ紀尾井町の話です。 紀州、尾張、井伊の領地があったので紀尾井町ですが、これから西郷どんの大河ドラマに出てくるであろう明治11年5月大久保利通が石川県(藩)士族に暗殺された地でもあります。 鈴木先生も書かれていますが、この地を貫通する道(今の弁慶橋からの直線道路)は、当時は赤坂御門… トラックバック:0 コメント:0 2018年10月07日 続きを読むread more
cup-martin E1027 カップマルタン。現地に行ってもう一月以上にもなるが、このアイリ-ン・グレイの設計したE1027は、何故かいつまでも残像として残っている。 コルビュジェ 設計ではないけど、 コルビュジェ が描いたフレスコ画を含め 数奇な経緯を辿った邸宅。 コルビュジェ の本質もここにある。グレイの五原則と開口部や家具が貴重で細かなところまで行き届… トラックバック:0 コメント:0 2018年09月20日 続きを読むread more